放課後等デイサービスに通わせるメリット
ここまでは放課後等デイサービスの施設や利用についての説明をしてきましたが、実際子供を放課後等デイサービスに通わせたほうがいいかどうか悩まれている親御さんの為に、放課後等デイサービスに通わせたほうがいいと思われるメリットをご紹介します。
もし悩まれている親御さんがいらっしゃいましたら是非参考にしてみてください。
◆メリット①
まず初めにあげられるのが「コミュニケーション能力」がつくことです。発達障害を抱えている子供にとって、他の子供たちや先生などとコミュニケーションを取るのが苦手という子が多いと言われています。
しかし放課後等デイサービスでは同じような環境にある子供が沢山おり、そんな子供同士関わる時間があるのと、先生による指導でコミュニケーション能力が高まっていきます。
一般的に発達障害を持った子供は「目を合わせることが苦手」「会話のキャッチボールが苦手」「知らない人のところになかなかいけない」などの悩みを抱えています。
しかし放課後等デイサービスの施設には療育の知識のあるスタッフがいますので、個人や集団でのコミュニケーションのとりかたを上手に導いてくれます。しかも子供が主体的になるような環境を作ってあげるところが多いので、無理強いをさせる事はありません。
コミュニケーション能力を高める指導として有名なのが「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」と呼ばれる対人関係や集団行動をスムーズに行えるようにしていく技能訓練です。放課後等デイサービスの施設ではこのSSTをカリキュラムに入れているところも多くあります。
また発達障害のある子供の特徴として「褒めて伸ばす」のが最も効果的と言われています。しっかりとほめてあげることで子供に自信や自己肯定感を与える事で子供が積極的になっていくからです。