施設の種類
現在、大阪や東京などの大都市圏を中心に、「放課後等デイサービス」の事業所が増えているのを皆さんはご存知でしょうか。
現在大阪市内だけでも100を超える放課後等デイサービスの教室があると言われています。
何故放課後等デイサービスの教室がここまで増えたのかというと、大きな理由の1つとして、各都道府県や各市町村などの自治体(行政期間)が、放課後等デイサービスの事業所を開設するあたり助成金(支援金や補助金)を出している事が挙げられます。
勿論すべての教室が助成金を貰っているわけではないですが、民間の業者であってもこの助成金をもらって運営しているところが多いのも事実です。
大阪府や大阪市の各区やその他都市の公式HPなどでもこの部分には詳しく触れております。
その他大きな要因として上げられるのが、やはりこういった教室を必要としている子供たちが増えてきている、つまり需要があるという事です。
いくら助成金が出たとしても通常運営を行う上では子供を確保しないといけません。
つまり事業を成り立たす上では子供の確保が非常に重要になるため、施設が増えている=入室希望者が多いとという事になります。
実際大阪のとある放課後等デイサービスの教室でも場所によっては数十人単位でのキャンセル待ちがあるように、地域によって非常にその差が出てきております。
「放課後等デイサービス」は1つの種類ではなく、実は施設の種類は様々ありまして、それぞれ利用目的や各施設の特徴に合わせて、いくつかの種類に分ける事が出来ます。
①習い事を目的とした施設
kの施設は運動や音楽、書道や絵画、パソコン等のIT分野などを専門的に教える事を目的とした施設です。
普通の子供たちが通うスポーツ教室やピアノ教室、英会話教室、パソコン教室などの習い事をするような感覚の放課後等デイサービス施設です。
最近人気なのが就労後の事を考えてパソコンやタブレットなどのスキルを学べる施設が人気です。
②学童保育型の施設
この施設の大きな特徴として、「比較的に自由に過ごす時間が多い」事があげられます。家事・炊事などの日常生活に必要な能力を養う為の時間と、子供に必要な勉強・遊びなどの時間を明確に分けることで、今後の人生に必要となる生活力を養っていく事を目的とした施設が多いです。
③療育を目的とした施設
専門的な療育を行っている施設です。この施設通う子供たちには行動力、学習能力、コミュニケーション能力等がほかの子供たちと比べた場合に劣っている部分が多々あり、それらを克服する(不足している力を養う)ために、専門的なスキルやトレーニング等独自の療育プログラムを組んで学習している施設になります。施設によっては専門的な資格を保有しているスタッフがいる事もあります。