放課後等デイサービスと学童の違い

みなさんは放課後等デイサービスと学童の違いについておわかりでしょうか。
どちらも学校が終わったあとに通う施設なので、違いがわかりにくいという人も多いと思います。
ここではその違いについて説明します。

■対象者の違い

学童の場合は両親が共働きのお子さんが対象となりますが、放課後等デイサービスの場合はお子さんが何らかの障害があることを対象としており、両親が共働きでなくても対象となります。
また学童の場合は小学生が対象となりますが、放課後等デイサービスは6歳から18歳(特例によっては20歳まで)まで利用が可能です。

■入所条件

学童は両親が共働きが条件ですが、放課後等デイサービスは受給者証と呼ばれる障がいがあるこを示す証明書が必須になり、自治体の窓口で申請が必要になります。

■料金

学童の料金は施設によって大きな違いがありますが、平均で4,000円/月~6,000円/月と言われています。
放課後等デイサービスの場合は受給者証を利用する事で9割を自治体が負担してくれますので、親御さんは1割の利用料となります。
生活保護受給世帯や町村民税非課税世帯の場合は0円、前年度の年収が890万円以下で4,600円、上記以外(それ以上の年収)の場合で37,200円が基本の利用料金です。

■活動内容

学童の場合は基本自由に過ごす感じですが、施設によってはテーマを決めた活動を実施するところもあります。
放課後等デイサービスの場合はあらかじめ定められた指導カリキュラムがあり、それに沿って活動することがほとんどです。

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